こんにちは🦷
インド・グルガオンの日本人医療通訳常駐歯科クリニック、PURE LIFE DENTAL CLINICです。

お子様も連れた、ご家族でのインド生活で忘れがちなこと。
それは、お子様の「歯科検診」

日本の学校では小学1年生〜中学3年生までを対象に、学校に歯科医を呼び、歯科検診が行われるのが一般的ですが、インドで歯科検診を実施している学校は一部。
学校で歯科検診が行われていない場合は、個人で歯科検診を受けることがお子様の歯の健康を守るために重要です。

今回は、子どもの歯科検診の頻度や虫歯が歯並びに与える影響、歯科検診の流れについて紹介します。

子どもの歯科検診はどの位の頻度で通えばいい?

子どもの歯科検診は歯が一本生えた時から、3〜4ヶ月に1度の頻度で通うのがベストです。

その理由は、

  • 歯の健康を保つため
    生えたての子どもの歯は、大人よりも虫歯になりやすいです。進行が早く、虫歯ができてから3ヶ月ほどで神経に達してしまうことがあるので早期発見が重要となります。
  • 正しい歯磨きの方法を学ぶため
    ほとんどの子どもは、自分で正しく歯磨きが行えていません。専門家から正しい歯磨きの方法を小さい頃から学び、習慣化することが大切です。また、親御さんがお家でもしっかり指導し、子どもの歯をサポートできるようにするためでもあります。
  • 予防処置を受けるため(虫歯の原因となる菌の増殖を抑える、フッ素の塗布など)
    たくさん乳歯が生えてくる2~3歳くらいから、予防処置として定期的にフッ素の塗布を行うのが効果的です。
  • 歯並び、歯の生え変わり、顎の成長を観察するため
    乳歯でも、これから生えてくる永久歯の健康に大きく関わります。また、噛み合わせが悪かったりする場合は、矯正のアドバイスなどを早い段階からすることができます。

など、理由はまだまだたくさんありますが、
歯の健康だけでなく、将来の健康にも影響を与えるので、子どもの歯科検診は定期的に通われることをおすすめしています。

子どもの歯の虫歯が歯並びに与える影響

子どもの時に最も着目してほしいのは、「子どもの歯の虫歯が歯並びに与える影響」です。

生え変わるからといって、乳歯の虫歯を放置し、虫歯が進行してしまうと、歯並びにも影響を与えることがあります。乳歯の虫歯は、普通よりも早い段階で抜けてしまうことがあり、そのままにしておくと、まわりの歯が倒れて永久歯の生えるスペースがなくなってしまうことがあるためです。また、永久歯が偏位して生えてくる可能性も高くなります。
さらに、虫歯が進行すると、歯が腫れたり痛みを引き起こすことがあります。これにより、食べることや話すことが困難になり、子どもの生活に支障をきたすことがあります。

以上のように、子どもの歯の虫歯は、歯並びにも深刻な影響を与えることがあるため、早期発見・治療が重要となります。定期的な歯科検診を受け、予防に努めることが大切です。

当院の子どもの歯科検診の流れ

  1. まずは、環境に慣れてもらう

    歯医者に慣れていない子には、診察台や器具が恐怖心を与える場合もあるので、インド人医師や日本人医療通訳、親御さんとお話しをして環境に慣れてもらいます。また、お子さんによっては、慣れてもらうために数回通院だけ行うこともあります。

  2. 医師による口腔内チェック

    虫歯、歯並び、歯茎の状態、汚れなどを主にチェックします。

  3. セルフケア指導

    特に問題がなかった場合は、医師が適切な歯磨きの方法についてレクチャーします。

  4. 経過の観察・メンテナンス

    家庭でもセルフケアをしっかり行い、3〜4ヶ月に1度の定期検診(症状や場合によって頻度は違ってきます)にきていただきお口の健康をチェックします。当院はインドにお住まいの皆様のお口の健康をサポートします。

当院の歯科検診は全て日本語で対応しています

子どもの定期検診も全て、日本人の医療通訳が日本語ですることが可能です。
インドに来たばかりで不安、専門的な用語に不安があるお子さんや親御さんでも安心して検診を受けていただけます。

タンマイ医師

ナマステ。当院の常勤歯科医、タンマイです。
当クリニック開院前より、日本人の患者様を多く治療してきました。
日本人にとって、安心いただける歯科治療を日々行っております。

お子さんも定期的な歯科検診を受け、予防に努めましょう♪